静岡で大人の遠足を楽しむ♪ケーブルテレビのトコチャンWEBから静岡のおでかけスポットをご紹介

vol.108 4月号

vol.1084月号掲載

名水の宝庫静岡が誇る静岡うまれの地酒

甘口・辛口だけでなく、香りやコクなど味わい深い酒を造る日本の伝統文化“酒蔵”を特集

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富士山の恵み豊かな静岡には27の酒蔵がある。水と米を原料とする日本酒は、その80%近くが水。何よりも良質な水と米が必要不可欠なのだ。富士山の伏流水、安倍川など多くの水脈を持つ静岡に、酒蔵を構える理由がそこにある。温暖な土地柄からか穏やかでやさしい味わいが多くの人を惹き付ける静岡の酒。気候や温度変化の中、いつ飲んでも変わらぬおいしさを追求するのも難しい。代々続く蔵元や新しい酒造など作り手の感性とこだわりを凝縮した銘柄は、辛口・甘口、風味、うま味と個性豊かで、料理に合わせた日本酒など、ワインさながら。数ある日本酒の中から今日はどれにしようか、なんて迷う時間も愉しくなりそうだ。

  1. 日本酒造りに欠かせない酵母作り。徹底した温度管理をしながらの作業(志太泉酒造)
  2. 毎日醪(もろみ)の面(つら)を観察し最適な状態まで発酵させる(同上)
  3. 自分たちの思う味を出すため工程はすべて手作業。角が丸くやさしい味わいに(駿河酒造場)
  4. 直売店「酒のにしきや」(静岡市駿河区西脇302/10:00~21:00)にて販売(同上)
  5. 酒米・山田錦の精米歩合をわかりやすく。50%以下が大吟醸酒の原料に(富士正酒造)
  6. 蔵見学では、昔使用していた貴重な道具を見ることができる(富士高砂酒造)
  7. 蔵に隣接する直売所で購入可能(同上)

掲載内容は2021年3月27日時点の情報に基づいています。最新の情報は各施設にお問い合わせください。 ※金額はすべて税込みです。

フリーペーパー「月刊トコチャン」の『おとなの遠足』に登場した場所をご紹介します。ケーブルテレビでも放送中!

名水の宝庫静岡が誇る 静岡うまれの地酒

甘口・辛口だけでなく、香りやコクなど味わい深い酒を造る日本の伝統文化“酒蔵”を特集

駿河酒造場

駿河酒造場

▲杜氏・萩原大吾さん/辛口シリーズの超辛口「天虹」 さっぱり、ピリッとする後味がやみつきに

時代を越えて繋がるキレのある辛口

江戸時代から同市内で親しまれ続ける「忠正」を継承する酒造場が2010年に誕生。オリジナル「天虹」と2つの銘柄を展開。麹づくりから搾りまですべての工程を手作業で行い、キレの良さ、味の幅を追求する。

駿河酒造場
駿河酒造場
▲左:静岡おでんの会×日本酒同好会の協力のもと出来上がったおでんに負けない味わいの「おでん酒」/右:辛口本醸造「忠正・鬼ごろし」
店名 駿河酒造場(するがしゅぞうじょう)
お問い合わせ 054-288-0003
住所 静岡市駿河区西脇25-1
営業時間 10:00~21:00
(直売店「酒のにしきや」静岡市駿河区西脇302)
定休日  
座席  
駐車場  
備考 ・直売所有り
・各種通販サイトにてオンライン購入可

志太泉酒造

志太泉酒造

▲代表取締役・望月雄二郎さん/志太泉純米生原酒 香りはフルーティーで爽やかな味が特長

静岡の「食」を引き立てるやさしい味わい

創業明治15年。130年以上続く酒造。藤枝出身の初代が、酒造りに適した「軟水」の湧き立つ山間部に酒造を開いた。柔らかな味わいで、静岡でとれる新鮮な魚や野菜などの食材をよりおいしく引き立たせる。

志太泉酒造
志太泉酒造
▲左:見た目もサイズもかわいい「にゃんかっぷ」日本酒を少量からでも楽しむことができる/右:志太泉純米吟醸藤枝誉富士
店名 志太泉酒造(しだいずみしゅぞう)
お問い合わせ 054-639-0010
住所 藤枝市宮原423-22-1
営業時間 8:00~17:00
定休日 不定休
座席  
駐車場 10台
備考 ・敷地内に直売所有り
・各種通販サイトにてオンライン購入可

富士正酒造

富士正酒造

▲社長・大谷恭嗣さん/「富士正・特別純米酒」 和食や魚料理に合う穏やかな風味が魅力

富士山の恵みから生まれる旨口酒

富士山に一番近い酒蔵。標高が高く寒暖差のある恵まれた自然環境で、富士山の柔らかな湧水を使用し醸造する日本酒や日本酒コスメが並ぶ。蔵元限定の搾り立て生酒や隠し酒などここならではの味わいも。

富士正酒造
富士正酒造
▲左:女性が開発した「日本酒コスメ」(左からハンドクリーム、ミストスプレー、ボディミルク、フェイスマスク)/右:朝霧蔵出・純米大吟醸
店名 富士正酒造(ふじまさしゅぞう)
お問い合わせ 0544-52-0313
住所 富士宮市根原450-1
営業時間 10:00~16:00
定休日 無休
座席  
駐車場 あり
備考 ・敷地内に直売所有り
・自社サイトにて購入可

富士高砂酒造

富士高砂酒造

▲営業・竹川昌利さん/「山廃純米吟醸」 凝縮されたうま味から奥行きある味わいに

伝統と革新の酒が交じり合う蔵

190年の歴史ある伝統的な製法、日本屈指の技術で名高い能登流による山廃仕込みが特長で、世界が認める数々の賞を受賞。軟水の富士山の伏流水を使用し、紅茶スピリッツなど商品開発にも力を入れる。

富士高砂酒造
富士高砂酒造
▲左:爽やかな「ゆず酒」(左)、いでぼくとコラボの「ヨーグルト酒」(右)/右:酒レモン
店名 富士高砂酒造(ふじたかさごしゅぞう)
お問い合わせ 0544-27-2008
住所 富士宮市宝町9-25
営業時間 9:00~17:00、土日祝10:00~17:30
定休日 無休
座席  
駐車場 20台
備考 ・敷地内に直売所有り
・自社サイトにて購入可

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