tomica 「トミカ」 tomica
1970年[昭和45年]、外国車種が中心だったミニカーの世界で、
精巧な技術とクオリティを武器に国産車をモデルとして
マッチボックスサイズのダイキャスト製ミニチュアカー[通称ミニカー]
を作ったのが「tomica」のはじまり。
言わずと知れた、玩具メーカーのトミー工業(当時)です。
しかも初年度は、たったのわずか「7車種」だけの販売。
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安くて、品質がよく、しかもお手頃なサイズ!
その上、ドアの開閉アクションやちゃんと走る運動性能とくれば、
そりゃ、もういきなりの爆発的ヒットです!!

〈1971年版カタログ?〉
そこに輪をかけて、マイカーブームの到来や東名高速自動車道の開通など、
日本のモータリゼーションの幕開けが重なり、
世間は乗用車ならずとも、建設作業車なども幅広く活躍!!
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〈1972年版チラシ〉
さらにさらに!
その後、訪れる70年代後半の「スーパーカー」ブームや、
80年代からの「F1」ブームなどが拍車をかけ、
トミカワールドもどんどん広く大きく成長していったのです。
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そして今年で36年目、いまや日本が誇る素晴らしき車玩具として、
世界中の老若男女を魅了し愛され続けています。
ちなみに去年までの35年間に生産されたトミカは約7000種、
販売台数は約5億台。これって本当にすごい数字です。
これからもますます活躍し、広がっていくトミカワールドに期待しましょう。
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