MICROMAN
ミクロマンとは、1974年、株式会社タカラより発売された
身長10数センチのアクションフィギュアなのだ!!

右の2体が1974年、一番最初に登場した初期型
「M101シリーズ」のミクロマン。
ちなみに真ん中のオレンジ色が「M104/ジョン」、
右側のブルーが「M103/ジェシー」だ。
一番左は1975年発売の合金製ミクロマン第1弾
「M201シリーズ」のロッキー(M203)と思われる。
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コレがミクロマンの前身ともいえる
「変身サイボーグ」

1972年の変身ブームに誕生したオリジナルSFキャラクター。
だっこちゃん、りかちゃんをこの世に送り出したタカラが、
新しいGIジョーのSF版として1972−1975に発売したアクションドール。
全身21箇所の関節が稼働する30cmのクリスタルボディ。
独自のSF世界と、コスチュームを装着させ様々なヒーローに変身させるという
2つの顔を持った、当時、画期的な可動フィギュアなのだ。
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その後、この「サイボーグシリーズ」の弱点でもあった、
30cmという大きさと、当時1,000円程度した高価なプライスを
見事克服したのが「ミクロマン」なのです。
ちなみに当時ミクロマンは一体450円程度。

上は1975年発売の「M111シリーズ」。
左から「M114/ブラッキー」、「M112/バーンズ」、「M111/ボブソン」。
ここにはいないけどあと赤いタイプの「M113/ボビー」というやつがいる。
ちなみに当時のミクロマンは
そのシリーズの名前の頭文字(アルファベット)がみんな一緒。
この人達は「B」で統一されている模様。
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その後、ミクロマンは、10年近くに渡るベストセラーとなり、
様々なミクロマンやその仲間、敵、乗り物、基地などのアイテムが
続々と発売されました。

下はミクロマンの往年のライバル(敵キャラ)、
1975年「A301シリーズ」の「アクロイヤー/ブルースター」。

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1975年、合金シリーズの
M211シリーズ「M212/カリー」(左)と
最初に紹介したM201シリーズのバージョンアップ版M221シリーズの
「M222/ロバート」(右)だ。ハンドバズーカ付。
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こちらはUFOやナスカの地上絵などのミステリーブームとともに発売された
1977年「ミクロコマンド」シリーズ。
左から「M151」「M161」「M171」だ。
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これは1979年のメインラインナップ「レスキュー隊員」シリーズ。
左はM251シリーズ「M251/ロビン」、右はM261シリーズ「M262/アダム」。
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こんな具合に、ミクロマンは200種近くの人形と、
その他関連アイテムを世に送り出し、当時のチビッコ達を虜にしてきたのだ。