||| エポック社の「魚雷戦ゲーム」 |||
1967年、発売と同時に子供達の間で
瞬く間に大人気となった二人対戦用のボード盤ゲーム、
その名も「魚雷戦ゲーム」。
まず何より、この「魚雷戦」という言葉自体が、
当時の男の子たちにはたまらなく魅力的だったのだ。
ゲームとしてはいたってシンプルで、
二人向き合い、お互いの陣に浮かぶ3隻の戦艦を
自陣の発射管で照準を定め、魚雷を撃ち込み、
敵艦を沈没させるという内容 。

↑コチラ、1967年・初代「魚雷戦ゲーム」
(当時950円)
遠海沖をイメージさせる深い藍色に染まったプラスチック盤。
そしてその下を、魚雷さながらにゆっくりと転がる小さな鉄球。
単純なだけに、まさにハラハラドキドキの奥の深いゲームなのだ。
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↑コチラが、今回の復活した2005年タイプの元パッケージとなった
3代目の1971年タイプ(当時1,650円)

2代目で搭載された2連式発射管にリフレクトスコープを初搭載したタイプ。
鉄板式のスコープから、相手艦に照準を合わせ魚雷発射だ!!
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↑コチラは「魚雷戦ゲーム」の当時、最終機種となった
5代目の1976年タイプ(当時2,500円)
今回の復活2005年タイプでも採用されている「独立式リフレクトスコープ」を初搭載。
このスコープは発射管と連動しており、
スコープを覗き込みながらの魚雷発射がしやすくなっている。
同時に 敵の魚雷攻撃をかわすことのできる「敵襲回避機能」もついたのだ!!
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↑1989年にいきなり登場した宇宙船仕様の魚雷戦ゲーム、
その名も「アストロウォーズ」(当時3,300円)
戦艦が宇宙空母になっていたり、魚雷が光子魚雷になっていたり、
ブラックホールといった、鉄玉の方向を変えてしまう磁石装置などが追加されたりと、
ゲーム性はそのままに宇宙志向に進化した別次元・魚雷戦ゲーム。

こんなのが発売されていたのは
ぜんぜん気づきませんでしたが・・・(汗)
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とにかく、とにかく、
「魚雷戦ゲーム」は当時の男の子達をガッツリと魅了した 、
とてもスリリングなボードゲームだったのだ!!