
その特性を利用した道具が、
冒険や探検に使う「方位磁針」!!

今や100円ショップでも売られている方位磁針。
東西南北が記された盤面の中心に針がついていて、
世界中のどこにいても、必ず「赤い針」が「北」に向いてくれるというスグれもの!!
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今回の「じしゃくセット」の中にも入っているけど、
使い方は、上の写真のように針が一定の場所でピタッと止まったら、
「赤い針」のところに「北」を合わせてあげれば、それでOK!!
そこにあるのが、今現在の東西南北になってきます。
ところで、なんで必ず「北」に向くようになっているの??? 

うんうん!ナイスな質問だっ!!
そう。
じつは、あの針が磁石だからなのだよ。
・・・ん???(謎)
まあまあ、今回もとりあえずまずは実験してみよう。
フフフフフ
「じしゃくセット」 自由に動くじしゃくはどおなる?
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じしゃくセットの箱をあけると、内側フタ部分の片方が、
こんな感じに「チョウチョウ」と「ETの顔」のようなカタヌキになっているよ。

そしたら、「ETの顔」の方を、そこからヌキとろう。

コレはちょうどU型じしゃくの先端部分にピッタリ合うようになっているから、
そこに差し込んであげるよ。

そして、さきほどのえんぴつを挿した箱を用意して
下の写真のように、えんぴつの先端にU型じしゃくをバランスよく
セットしてあげます。

すると、どおでしょう?
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クル〜〜〜〜〜〜〜〜リ
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ナント!!何回やっても、
じしゃくは必ず同じ方向を向いて止まります。

そして、方位磁針を見てみると・・・
あっ!N極が同じ「北」を指してるっっっ!!! 

これでわかったかしら?
つまり!!じしゃくは自由にすると
つねにN極が北を向くようになっているの♪

さらに厳密に言うとね、
じつは「地球自身が大きな磁石」になっているんだよ。
北極がS極、南極がN極になっているんだ。
だから、
N極が北極(S)を、S極が南極(N)を
指すようになっているんだよ。
うわ〜!なんだかスゴ〜イっ! 

||| ママのちょっとマメ知識 |||
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じつは動物などの生命体にも、磁石のような「磁気コンパス」が存在するのよ。
その代表例が「ハト」。昔から伝書鳩などで活躍したハトが、なぜあんなに優れた方向感覚を持っているのか?どうやらハトの脳内に2ミリ程度の磁石が発見されているらしいわよ。もちろんハト以外にも、長い長い距離を飛ぶ渡り鳥や、蜜蜂、鮭など、磁気コンパスに優れた生命体はいっぱいるわよね。そしてナント!じつは私たち人間にもそれと同じような磁気コンパスがあるみたい。で、その磁気コンパスが弱い人が俗に言う「方向音痴」になっちゃうらしいわよ♪
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それでは、さらに
じしゃくの自由度を
上げてみよう!!
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