
たぶん、ほとんどの人が遊んだことがあったり、知っていたりすると思うけど、
まずは「ホッピング」について、どんなオモチャなのかをカンタンに説明するよ!

「ホッピング」とは、スプリングの付いた一本足の飛び杖。
両手をハンドルに、 両足をペダルに乗せ、バランスをとりながら
ピョンコピョンコと飛び跳ねて遊ぶシンプルなスポーティー玩具だよ。
ホント懐かしいわ〜!! 

でしょでしょ!
えっ?ホッピングって昔からあったの〜? 

そうよ!ママが小さい頃は、かなり得意だったんだから!

そう!日本で最初のブームは、じつは昭和32年(1957)頃なんだよ。
うわわっ!そんなに昔からあるんだ〜!! 
もともとはアメリカの美容体操用具「ポゴスティック」というものををおもちゃ化したもので、
日本で発売後、瞬く間に大ブームを巻き起こしたヒット商品なんだよ。
そして!ナント当時は、大人用から子供用まで、数段階のホッピングが販売されていたんだ(笑)
それはもう大人から子供まで、とにかくどれだけ長く飛んでいられるか、何回飛ぶことができるか!など競い合って遊んでいたんだよ。
でもオモシロイのが、元は美容器具だったのにもかかわらず、
あまりにも大ブレークしてしまったため、長時間跳び続けて胃下垂や足の骨膜炎を訴える子供が続出!!(笑)
「ホッピングは過激な遊びだっ!!」などと社会問題にまで発展してしまったんだよ。
そ・・・そんな危険な遊びだったんだ・・・(汗) 
いや、・・べ、べつに危険というわけでは・・・(汗)

クスス。ホッピングが危険っていうわけじゃないのよ。
遊びに限らず、どんなことでも「やり過ぎはカラダの毒」ってことよ(笑)
例えば現代の遊びでいえば「テレビゲーム」なんかもそおでしょ?
やりすぎると、目が悪くなったり、姿勢が悪くなったりするからダメだっっっ!!
な〜んて、みんな怒られたりするでしょ?
それと同じこと。
とにかく、当時はそれくらい流行したってことなのよ。
なんだ、そっか〜!なるほどねっ!! 
さすがは、ママ・・・。(汗)
そしてそして!!
流行は繰り返しやってくるなんて言うけど、
今度は昭和55年(1980)頃、またまた日本に第二次ホッピングブームがやってくるのです。
昭和55年(1980)頃、「スカイホッピー」という名でバンダイさんから発売!!
テレビCMが火付け役となり、これまた瞬く間に大ヒット!!
そして、様々なキャラクターがくっついたホッピングもこの時から発売されたのです。
以来、ホッピングはバランス感覚を養うことのできる
プチ・スポーツ玩具として、定番化し続けているのです。

ちなみに「ホッピング」にまつわるお話でこんなのもあるから紹介しちゃうよ!!
民明書房刊 『玩具に見る古代中国の英知』より
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「鉄器宙弾」
(てっきちゅうだん)
拳法において身のこなしの素早さは最も重要であるがそれを倍化させる為の道具がこの鉄器宙弾である。
その原理はいたって単純でありバネと体重による反発力を利用したものである。
これを発明した中国漢代の武術師範宝浜具はこれを使って地上30メートルまで跳躍し当時の人々を驚嘆させたという。
ちなみに日本でも昭和30年代に子供達の間で流行した同形状の玩具・「ホッピング」の名称は
この発明者・宝浜具(ほうぴんぐ)に由来することは 言うまでもない。
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ホ、ホント・・・?(汗) 

い、いや・・たしかに「言うまでもない」って言い切られちゃうのもどうか・・だけど、
とにかくそういうお話もあるってことだよ(汗)
英語の「Hop(ぴょんぴょん跳ねるの意)」の「Hopping」の方がダンゼン自然のような・・・(汗) 
ま、まあ、細かく詮索するのはやめよう(汗)
とにかく、とにかく、
そんな日本中に過去二度も大ブームを巻き起こした「ホッピング」。
大人のみなさんは昔の思い出がてら
「こんなの簡単でしょ〜!!」と思ってるでしょ?
うんうんっ! 
「小さい頃は得意だったんだからっ!!」なんて思ってたりするでしょ?
うんうんうんっ!! 
そんな方は
ぜひとも、やってみてください。
クスス 
きっとそういう方に限って
できません。(笑)
アラ・・わたしのことかしら?(汗) 

さぁ、それでは一紹介 済んだところでっっ!!
早速、遊んじゃおう〜っ!!
いぇぇぇぇぇ〜〜〜っっっ 
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