しずおか週末さんぽを楽しむ♪ケーブルテレビのトコチャンWEBから静岡のおでかけスポットをご紹介

vol.10 1月号

vol.101月号掲載

2024年の事始めに!静岡の伝統&文化を体験

新年を迎え、「今年こそ何か新しいことを始めたい!」と思う方も多いはず。そこで、2024年の事始めにふさわしい体験をご紹介。静岡の伝統や文化に触れて、心が動く「何か」を見つけるヒントにして。

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一年の抱負を胸に、新たな誓いや目標を立てる年初め。そして1月は、新しいことをスタートさせるのに最適なタイミング。興味を持っていたことに挑戦してみたり、習い事をランクアップしたり・・・。一方で「何か始めたいけどやりたことが見つからない」という方もいるのでは?

そんな方のために、静岡の名産や伝統工芸にちなんだ体験ができるスポットをご紹介します。

静岡市周辺で主に作られている竹工品で、経済産業大臣から「伝統的工芸品」の認定を受けた「駿河竹千筋細工」体験や、古くは平安時代に遡るとも言われる「修善寺和紙」の紙漉き体験。そして、御殿場地方に根付く伝統料理「みくりやそば」のそば打ち体験、さらには静岡名産のお茶を使った茶道体験などをおすすめしたい。新年改めて静岡の文化や歴史に触れ、ちょっとでも心が動いたら、新しい自分に出会える扉が開けるかも!?

価格はすべて税込みです。掲載内容は2023年12月時点の情報に基づいています。最新の情報は各施設にお問い合わせください。

フリーペーパー「月刊トコチャン」の『しずおか週末さんぽ』に登場した場所をご紹介します。ケーブルテレビでも放送中!

2024年の事始めに! 静岡の伝統&文化を体験

新年を迎え、「今年こそ何か新しいことを始めたい!」と思う方も多いはず。そこで、2024年の事始めにふさわしい体験をご紹介。静岡の伝統や文化に触れて、心が動く「何か」を見つけるヒントにして。

ふじのくに 茶の都ミュージアム

ふじのくに 茶の都ミュージアム

▲使用する抹茶は静岡県産の「新舟の風(にゅうぶねのかぜ)」。お茶を泡立て、まろやかな口当たりを楽しめるのが裏千家流

茶道の世界に触れ静岡が誇る抹茶を味わう

見る、触る、匂いを嗅ぐ、など静岡名産のお茶を五感で楽しめる博物館。茶道体験・日本茶のいれ方体験・抹茶挽き体験などのメニューが揃い、お茶の文化にたっぷりと浸ることができる。人気は茶室「縦目楼(しょうもくろう)」で茶道の先生の点て出しをいただける茶道体験。姿勢を正して、静岡茶の香りや味わいを堪能したい。

ふじのくに 茶の都ミュージアム
▲博物館3Fには「世界のお茶」展示スペースも/静岡県産抹茶の商品はミュージアムショップで購入可能
ふじのくに 茶の都ミュージアム
▲和菓子を食べ終えた後に抹茶をいただこう。写真は11月の和菓子「銀杏重ね」
店名 ふじのくに 茶の都ミュージアム(ふじのくに ちゃのみやこみゅーじあむ)
お問い合わせ 0547-46-5588
住所 島田市金谷富士見町3053-2
営業時間 9:00~17:00(入館16:30まで)、茶室9:30~16:00(入館15:30まで)
定休日 火曜
駐車場 80台
入園料 大人300円

駿府の工房 匠宿

駿府の工房 匠宿

▲熟練の職人が常駐し、粛々と作業を行なっている

国指定の伝統工芸品「駿河竹千筋細工」

全国に数ある竹細工のなかでも、細く削った竹ひごを使うのは静岡の「駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)」のみ。何筋もの竹ひごが作り出す、繊細で美しい造形が魅力だ。竹枠やひごなど職人の手で一つひとつ作られた材料を使って、仕上げの組み上げる段階に挑戦してみよう。匠宿では、ほかにも染物や木工などさまざまな静岡伝統の技術を体験できる。

駿府の工房 匠宿
▲小物入れのほか、ペン立てや花器など体験メニューは数十種類。それぞれ体験時間や金額が異なる
駿府の工房 匠宿
▲「小物入れ こぎく」を作る体験。竹ひごを一本挿すごとに、美しい完成形の姿に近づいていく
店名 駿府の工房 匠宿(すんぷのこうぼう たくみしゅく)
お問い合わせ 054-256-1521
住所 静岡市駿河区丸子3240-1
営業時間 10:00~19:00
定休日 月曜
駐車場 150台

そば処 たくみの郷

たくみの郷

▲そば粉、小麦粉、たっぷりの山いもを混ぜ合わせこねるところから体験。好みの太さで切ってみよう

おもてなしの郷土料理「御殿場みくりやそば」

昔から祝い事の際に用いられた「御殿場みくりやそば」は、山芋をつなぎに使用し、のどごしのよさと素朴な味わいが特徴。こちらのそば処では、毎週土曜のみ事前予約制で「みくりやそば」の手打ち体験ができる。でき上がった打ち立てのそばは、シンプルにもりそばでいただける。生そばの持ち帰りも可能。

たくみの郷
▲切ったそばを茹でてもらい、もりそばでいただける。打ち立ての味わいが新鮮
たくみの郷
▲大きなのし棒を使い、生地を平たく伸ばす作業
店名 そば処 たくみの郷(そばどころ たくみのさと)
お問い合わせ 0550-88-0330
住所 御殿場市印野1388-43
営業時間 体験は土曜のみ10:00~、13:00~、そば処(食事)10:00~14:00(LO)
定休日 火曜
駐車場 40台

修善寺 紙谷和紙工房

修善寺 紙谷和紙工房

▲漉いた和紙を丁寧に剥がし、乾かして完成。後日郵送により受け取れる

伊豆で育まれた和紙文化「修善寺紙」を深く知ろう

かつては徳川家康にも認められ、古い歴史があるとされる「修善寺紙」。こちらの施設では、紙の原料となる植物を育て、昔ながらの製法で加工。紙作りの最終工程となる「漉く」体験ができる。原料となる植物の畑ツアーや修善寺紙のレクチャーも含まれ、この地で発展してきた伝統工芸について深く理解できるのが魅力。

修善寺 紙谷和紙工房
▲和紙で作った商品も販売している。「ランプシェード」は小15,000円(税込)、大30,000円(税込)
修善寺 紙谷和紙工房
▲「簀桁(すけた)」を原料液にくぐらせてゆすり、厚さが均等になるように仕上げてみよう 
店名 修善寺 紙谷和紙工房(しゅぜんじ かみやわしこうぼう)
お問い合わせ 050-3699-4284
住所 伊豆市修善寺1302-4
営業時間 10:00~17:00
定休日 不定休
駐車場 10台

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