
ご存知の通りウィルスの感染源はほとんどが電子メールです。
電子メールから感染するウィルスについて詳しく勉強しましょう。

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本文がなくて添付ファイルだけのメール |
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英語のメール |
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Microsoftを装うメール |
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セキュリティ警告を装うメール |
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興味をそそられるような件名のメール |
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メールで送られてくるウィルスの多くはファイルを実行しなければ感染しないタイプのものです。このため、ユーザにファイルを実行させるべくウィルスは様々な手を使ってきます。
最も怪しいのは、本文なしの添付ファイル付きメールや英語メールです。このようなメールのほとんどがウィルスメールです。
ウィルスメールの件名は様々で、でたらめの文字・数字を組み合わせたものや、「hello」や「your picture」のように友達を思わせるようなもの、そのほかにも「Microsoft」「Security Update」のように興味をそそるものがあります。
このようなメールが来ても開封してはいけません。知り合いからのメールでも不可解に思った場合は、安全が確認できるまで添付ファイルを開いたり、ファイルを実行しないようにしましょう。
最近は、添付ファイルを開かなくてもメールプレビューしただけで感染してしまうウィルスもあるのです!
メールをテキストで受け取る設定をし、ついでにメールをプレビューする機能もOFFにしましょう。
■差出人を偽るウィルスについて

最近増えているのが差出人を偽るウィルスです。例えば、下図のように、Aさんのパソコンに感染したウィルスはAさんのアドレス帳に登録されていたCさんのアドレスを名乗ってBさんにウィルスを送りつけます。BさんはCさんからウィルスメールが届いたと勘違いして、Cさんに「感染しているよ!」と連絡してしまうのです。このように差出人を偽ることで、本来の感染者がわからなくなりますので、被害をさらに拡大させることになります。
知人から「あなたからウィルス付きメールがきたよ!」と言われたとしても、必ずしもあなたのコンピュータがウィルスに感染しているとは限らないのです。
ウィルスに感染した他のパソコンが、あなたがメールを送ったように差出人を詐称している可能性もあるのです。このようなメールがきた場合は、まず自分のパソコンがウィルスに感染していないかウィルススキャンを行いましょう。
他人からウィルス付きメールがきても、「ウィルスに感染していますよ」というメールを送信すると、混乱を加速させることにつながりますので注意しましょう。
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